SHフィギュアーツ ゾフィー レビュー
どうも、休日は昼夜逆転気味になりがちなピートです。
今回レビューさせて頂きますのは…
「SHフィギュアーツ ゾフィー」です。
ウルトラ兄弟の長男であり、かつ宇宙警備隊の隊長を勤めるエリート戦士としても有名です。
初代ウルトラマンの最終回で突然姿を表し、ゼットンとの戦いに負けて命を失ったウルトラマンに新たな命を与え、もう１つの命をハヤタ隊員に与えた、ウルトラマンを故郷である光の国へと連れ帰って行きました。
以降、ウルトラマンAのアリブンタ戦で地球で戦うAに力を貸したのを切っ掛けに、主役ウルトラマンのピンチを救う為にウルトラ兄弟を引き連れてやって来るのですが、そういう場合は大抵敵が強すぎて主役がピンチの展開となり、先輩ウルトラマン達は尽くピンチに陥れられました。
中でもゾフィーは怪獣図鑑等で兄弟最強のスペックを誇ると言われてますが、自身が主役の番組を持っておらず、尚且つ隊長という中間管理職なポジションな為に、劇中ではそのスペックに見合った活躍の場面がありませんでした。ゾフィーより強い怪獣を、主役ウルトラマンがどうやって倒すかというスリルを煽る効果もあったのですが、後にビデオ等でゾフィーのやられ場面を見たウルトラマンファンからは「ヘタレ隊長」という不名誉なあだ名を付けられてしまいました。
時代が平成へと移り変わると、「ウルトラマンメビウス」ではサコミズ隊長を助けたり、エンペラー星人を倒そうとするメビウスに力を貸したり等、初代時代のやられキャライメージを見直したのか、主役の顔を立てる形で活躍を果たしました。
パッケージ
表
裏
ウルトラマンより小ぶりです。
中身
本体
前
横
後ろ
スーツのプロポーションを忠実に再現しています。
顔
微妙な左右非対称さを再現しています。
ゾフィーの胸にあるボタンみたいな突起物は「スターマーク」といい、宇宙警備隊の戦士として多大な成果を上げた者に送られる勲章です。
ゾフィーの同期生であるウルトラマンヒカリにも、このスターマークがあります。
カラータイマーは赤いのと交換可能です。
しかしゾフィーって結構すぐやられたイメージがあるので、カラータイマーが鳴ってる場面ってあまり想像出来ませんよね？
せいぜい映画「ウルトラ銀河伝説」でベリアルにコテンパンに倒された時位ではないでしょうか？
actとの比較
陸上選手みたいな細マッチョ体型のactに比べ、スーツのプロポーションを再現したアーツ版を見るとヒョロヒョロして見えてしまいます…
actのマッチョ体型好きなので手放せないんです…
ウルトラマンとの比較
プロポーションはほぼ同じですが、並べて見ると体の模様の細かい所の違いに気づきますね。
手首パーツ
平手、チョップが左右1セットに、持ち手が右のみに付属しています。
これは何に使うというと…
ベータカプセルを持つ為の持ち手です。
ウルトラマンとハヤタを分離させる為に使われました。
このシーンを再現させる為に、目の光が消えたウルトラマンの頭部も付属しています。
アクション
アクションポーズも思いのままです。
でもゾフィーって決まった戦闘スタイルが無いので、ポージングに困るキャラでもあるんですよね(--;)
M87光線
ゾフィーの必殺技です。しかし昭和のシリーズでは披露する機会に恵まれませんでした。
ウルトラマンメビウスではサコミズ隊長を宇宙船から助けたり、エンペラー星人へと放たれました。
昔の絵本に載っていたイラストもこんな感じで再現出来ます。
以上、SHフィギュアーツ ゾフィー レビューでした。
ウルトラ兄弟の長男、宇宙警備隊の隊長、最強の戦士という恵まれた肩書きを持ちながらもいまいち活躍の機会に恵まれなかった不遇の戦士というイメージが強いですが、その力を誇示する事なく、行進を厳しくも温かく見守り隊長としての職務を果たす、それこそがゾフィーの強さだとも思います。
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